アイリス (2001)
»レビュー
感情の暴発と星空の下
2004/07/15
by
茶々
地味な映画かもしれないが、少し泣いてしまった。
若き日のアイリスが「人は言葉に制約されている。グレイヴィーを取ってくれる?」というシーンがむちゃくちゃかっこよくてそこからグイグイ引きこまれていった。だからこそ、病気によって言葉を失っていく過程が空恐ろしい。
夜中、寝室で突然感情を暴発させる旦那様のシーンが真実だと思った。どんなに大切な肉親でもつい、ああいう風に怒鳴りつけてしまう時が誰にでもあるのではないかと思う。
このぐちゃぐちゃとした感情を吐露させた後で、星空の下で夫婦が笑い合うシーンには本当に涙が出てきた。参った。ぐちゃぐちゃをひっくるめての「愛」なんだなぁ、と思ったらシクシクと泣けてきた。
良い映画でした。
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