大脱走 (1963)
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マックィーン
2007/06/05
by
A-2
ただ単にドキュメンタリー的に撮らず、架空の人物シュルツを活躍させて暗い事件をほぼ忠実に描きながらも、娯楽性も持たせて楽しめる作品に作られている大傑作。マックィーン無くして大脱走の成功は有り得なかったと言っても過言ではないでしょう。
他のインプレで、マックィーンのスタイルが軍服らしからぬことも許せるとありましたが、それは間違いでしょう。マックィーンのスタイルは、合衆国陸軍航空隊将校のもので、履いているのはジーンズではなく、白っぽく見えますが、色褪せたカーキ色のトラウザーズです。コッパンやトラウザーズは元々軍服です。ジーンズにしてもシュルツのUSAAFとは違いますが、大戦中も、また現在でも合衆国海軍の兵・下士官の作業服であり軍服です。着ている革ジャンはA-2というパイロット・ジャケットですし、履いているハーフ・ブーツも当時の陸軍で支給されていたバックスキンの半長靴です。Tシャツは下着同等に着ているもので、軍人が来ていても特におかしい事はないと思います。シュルツのスタイルは、1944年の合衆国陸軍航空隊将校というTPOに合った物です。奔放なヤンキー(ツッパリではなく本来の意味ヤンクス)のオーソドックスな将校スタイルという点でドンピシャリ的を得ていると思います。
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