シャーロット・グレイ (2001)
»レビュー
悲しくて、美しい
2002/11/07
by
かず☆
この映画でのケイト・Bは気味が悪いほど美しい。かなり強烈な個性のある顔立ち
だとは思ってましたが、当時のスタイリッシュなスーツを着た姿は、本当に美しい。
どんな映画に出ても、つかみ所のない不思議な雰囲気を持った人です。人間じゃない
みたい。その点で言ったら「ギフト」や「LOTR」の役はぴったりだったと思います。
アップになった彼女の目を見ていると、普通の人が見えないモノが見えているような
感じがしてしまう。
極めて危険な状況でタイプライターを打つシャーロットの表情、忘れられません。
そして汽車を追いかけるシーンでは会場は一斉に涙につつまれました。今では到底
考えられない常識がまかり通っていたあの時代、シャーロットのようなやさしい強さ
を持った女性が本当にいたんだと思います。戦争がなかったら普通の人生を歩んで
いたであろう人々が、家族や愛する人を亡くし、傷つき、でもなんとかそれを乗り
越えて強く生きていく。今私たちが平和な世界に過ごせるのは、そんな人達が次の
新しい世界を作ってきたからなんだと思いました。
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