王様の漢方 (2002)
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期待していたのに…残念
2002/10/04
by
まお
試写会で見てきました。
朱旭は相変わらず良い役者なのに、それが勿体ないくらい作品として大失敗。
借金に困った社長(渡辺篤史)が、ある日偶然に長年苦しんでいた自身の病気を李
先生(朱旭)に直してもらう。
中国医学にいたく感激した彼は、それが金儲けにもなるし、漢方の凄さも分かって
もらおう、と日本から”漢方で病気を治そう”ツアーを組む。
まぁここまでは分かります。
かなり無理もあるし、笑えるにしても各自が抱えている病気についても理解できます。
だけどね…見ていてまず鼻について仕方がなかったのが台詞のやり取り。
中国語、日本語、英語が違和感無く飛び交う場面でも「彼は中国語は理解できません」
って…一体。
話をスムーズに進めるためには仕方がないとはいえ、そりゃいくらなんでも無理がない?
アタシはツアーに参加した人達はみんな中国語に堪能なのかと思っちゃいましたよ。
それに演技が初めて?というような役者が多かったのも苦しい。
朱旭や渡辺篤史、ノーマン・リーダスなどの良い役者が出ているのに噛み合っていない。
ベタというより下手?
日本人の役者も酷かったが、中国人の子役も酷かった。
最近は中国映画でも自然な演技が当たり前だと思っていたから、ちょっと古い世代
の映画を見ているようで居心地ちが悪く、とても感情移入できなかったのです。
脚本にも無理があると思う。とにかく盛り上がりに欠ける。
ヒューマンドラマを目指したのにヒューマンドラマに仕上がらず、かと言ってコメ
ディに徹するでもなく、ファンタジーと言っては無理があり(だって果たして皆は
本当に癒されたのか?という疑問すら残る)結局何もかもが中途半端で終わってし
まったような後味の悪さばかり残る。
見所が朱旭の演技と万里の長城だけ、というのは非常に悲しい。
中国でアート・クリエーターだった牛波という人の初監督作品なのだが、今後彼は
脚本いかんによっては監督としての才能を発揮できるのでしょうか?
無料試写会だったから許す、って感じでした。期待してたのにな、あぁ残念。
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