シックス・センス (1999)
»レビュー
「80点やろう」
2002/10/09
by
倉島穂高
……と、観終わった瞬間に夫が言いました。私がこのサイトに出入りするようになるよりずっと前のことです。
夫はつねづね「ブルース・ウィリスの出る映画はドンパチと流血が多すぎて嫌いだ」と言っているので、この作品での物静かな様子には意表をつかれたようです(おいおい、これにもドンパチと流血はあるぞ!)。それにこのお話は、絵に描いたような「ワン・アイデア・ストーリー」です。そのワン・アイデアに収束するためにしつこく伏線を張り巡らせ、徹底的に作りこんでいるところに感じ入ったのだと思います。
すぐにワン・アイデアに気づいちゃった人もきっといるのでしょう。私も「あれっ?」とかすかな違和感は感じたのです。でも、すぐに話の流れに気をとられてその違和感をすっかり忘れ去り、ラストで「やられた!」と思いました。この、「違和感を感じさせておいて忘れさせる」技量はなかなかのものでしたよ。それに、脇役の母親の描き方がよかったと思う。尋常でないわが子を持て余す気持ちと愛情との葛藤が、限られたせりふと抑えた演技からひしひしと伝わってくる。シャマラン監督の腕なのか、トニ・コレットの演技力なのかが判然としませんが、おそらく両方ですね。
ハーレイ坊やはささやくせりふが異常にうまい! あんなに明瞭なささやき声は大人の役者でもなかなかできないのでは?
私自身の評価はもうちょい低いですが、夫の気持ちを代弁して……
2人がこのレビューに共感したと評価しています。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
返信を投稿
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.







