GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 (1995)
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銀色の……
2006/11/09
by
ika
「イノセンス」のレビューに投稿させていただきましたので、バランス上、こちらにも……
「イノセンス」が<金色>のオーラ……、
こちらは<銀色>のオーラですね……。
私には、ムンクの作品みたいに見えました。
ムンクに、思春期の少女が、裸体でベッドに腰掛けている絵がある……
少女の、驚いたように見開かれた目。
そして、黒い大きな影が、少女の身体をとりまいてゆらめく……
少女は、いのちあるもの……のはずなのに、この作品では逆で、影の方に、なにか得体のしれない生命感がある……。
少女は、影にいのちをすいとられて、なすすべなく、こちらを見る……
素子さんって、こんな感じです。
まわりの空間に、どんどんいのちをすいとられていく……
街並みなんかが、人のいのちを食べて、やけに生々しい……
人は、自分のいのちを、いちいち確認しなくちゃならない。
食べること、飲むこと、そして……
ムンクは分裂病(今は統合失調?)でしたが、コーカクの方たちは……?
「いのちのありか」が、いつもいつも、気になってしかたがない。
この作品での「言葉」は、そのために……
やけに饒舌に、使われているように思います。
たった一つの「叫び」
しかし、その叫びを、叫べないために……
おびただしい言葉と銃弾が
銀色の渦となって
流れていく……
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