ゴッドファーザーPART3 (1990)
»レビュー
帝国は栄え、人は枯れ、そして歴史は繰り返す
2005/07/31
by
理屈屋
ゴッドファーザー3部作の完結編です。
マイケル・コルレオーネの最期までを描いたと言う意味でも完結編ですが、そのファミリーの運命をこれ以上描く必要がない、という意味でも完結編です。
帝国は栄え、人は枯れ、そして歴史は繰り返すのであろうということが明らかです。やがてコルレオーネの帝国も滅ぶでしょうが、他のファミリーが取って代わるだけで、同じことが繰り返されるだけなのも、作中で暗示されてますね。
マイケルの最も守りたかったものは、結局守ることが出来ませんでした。
虚しい物語です。
お話はマフィアの物語ですが、その他の共同体も本質において変わりはないですね。
例えば国家は国民のために存在してきたはずですが、いつしか国家のために国民が枯渇させられそうです。
マフィアという一見世間離れした人々を登場人物にしながらも、人や人の作る共同体(家族から国家まで)のあるべき姿を模索した作品だと感じました。
TUに劣らず良い作品だと思います。
2人がこのレビューに共感したと評価しています。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
返信を投稿
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.











