ベルリン・天使の詩 (1987)
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ポストモダンかぶれ好みの典型映画
2007/08/29
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本物の目
今でも根強いファンも多く、ヴィムベンダース監督の代表作の一つであるが、これは理解に苦しむ。(いや、ある意味ではなぜこの映画を好み人が多いのかは納得できるが。)
とりあえず何なのだ?あの天使は。天使ダニエルのつもりなのだろうか?それならアホかといいたい。もうこうなるとドイツ宗教学そのものの欠落をも感じさせる内容だ。
とりあえず、ベルリン大聖堂から街を見下ろし、意味のあるようなことないようなことをブツブツ延々と二時間つぶやいている。
一体こやつは何をいいたいのだろうか?全く理解不能である。
映画芸術において、現代のアメリカ大衆迎合低俗文化に対する、ヨーロッパ貴族文化の洗練されたその高みを褒め称えたい気持ちは一応わかるが、ただそれがハリウッド映像文化に対する対抗になっているのかどうかが、問われるべきである。
この映画は小説が好きなポストモダンかぶれの人間が好き好む傾向にあるのだろうが、私には「何気取っているの?あんた日本人でしょ?」としか思えない。
こんな意味不明な映画を通してヨーロッパ文化の肩を持つ気はサラサラない。
とりあえず2時間全てが時間の無駄であり、これを見るなら今晩のおかずを検討していた方が、実りある時間である。
80年代からはヨーロッパ映画はハリウッドと同じく衰退している。映画自体の質が悪い。映像美やセンスなどどうでもよい。
その80年代代表のヨーロッパ映画の衰退を著しく感じる代表の一本が私には、この「ベルリン」である。
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