ディア・ハンター (1978)
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再投稿です
2008/04/10
by
星空のマリオネット
昨日投稿したこの映画のレビューは、管理人さんの見えざる手によって、いつのまにか「レビュー」欄から「掲示板」欄に移送されてしまいました。それで、若干の映画紹介を「レビュー」として改めて投稿します。満足度100点の投票についても生かしたいので・・・
さて、先ずこの映画を30年ぶりに観た感想です。
私にとっての外国映画ベスト10(最も強い印象を受けた10本)の一本である本作を久しぶりに観るのは勇気が要ったのですが、改めて観ることによって新たな発見もあり、良かったです!
この映画は、ペンシルバニアの田舎町とベトナム戦争を舞台とする若者たちの友情と恋愛、そして戦争の狂気を描いた作品です。
ロシアン・ルーレットを一躍有名にした悲惨でショッキングなシーンがよく取り上げられますが、出征前のそして帰還後の田舎町における若者たちの人間模様の描写にも強く心を揺さぶられました。ドキュメンタリータッチの映像はアメリカン・ニューシネマの跡を引き継いだ素晴らしい表現だと思います。ただ、この部分が冗長で退屈だと感じる人も少なくないようです。
もちろん、ベトナムの戦場やサイゴンの妖しい街そしてロシアン・ルーレットのシーンの描写は凄まじい緊迫感で迫ってくるし、極限での友情に身体が震えてしまうほど、悲しい映画でもあります。
一方、本作にはベトコンに対する差別的表現が多く含まれていることから、国内外で強い批判を浴びました。
その批判もまたもっともだと思います・・・
PS
本作は、78年の米アカデミー賞で作品賞、監督賞(マイケル・チミノ)、助演男優賞(クリストファー・ウォーケン)をトリプル受賞。ほかに主演男優賞(ロバート・デ・ニーロ)や助演女優賞(メリル・ストリープ)にノミネートされる等、多くの支持を集めました。
4人がこのレビューに共感したと評価しています。
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冗長な場面はありません
2008/04/30 by
夢寝由来
>ドキュメンタリータッチの映像はアメリカン・ニューシネマの跡を引き継いだ素晴らしい表現だと思います。ただ、この部分が冗長で退屈だと感じる人も少なくないようです。
星空のマリオネットさん
この場面に全体の1/3の尺数を要しているからこそ又このタメがあるからこそ中盤以降の悲惨な展開が生きてくるのだと思います。
最初の溶鉱炉の火はヴェトナム戦火の伏線になってますし壮行会に現れた無愛想なグリーン・ベレーは地獄への使者=死神に見えます。
病院でニックが受ける尋問も冷酷でした。“お前はロシア人だな”というのは除隊後の恩給手当てを削除するための勝手な口実でしょうね。 -
Re: 再投稿です
2008/04/30 by
星空のマリオネット
おっしゃるとおりですね・・・伏線!
グリーン・ベレーの男は本当に不気味。
その一方で、人間の日々の営みの愛おしさを感じさせてくれるこの映画の前半部分がとても好きです。
冒頭に登場する、溶鉱炉から燃え上がる火炎、鹿に向けられる銃口。
しかし、人間がコントロールしていたはずのその生産力(破壊力)が、後半、生身の人間たちを見境なく奪う。それが戦争というものでしょうか。
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