ブラック・レイン (1989)
»レビュー
不思議な面白さ
2007/12/10
by
ttr
何がこんなに面白いんだろう、と自分でもよくわからない楽しさがありました。それは多分、この日本という国を「異国として」眺める体験の面白さなのでしょう。
我々が当たり前ように「刑事モノの映画のフレームの外側」に外してきた事象を、これでもかとフレームに入れてきて、ああそういう風に見せられると確かに日本って不思議だわ、だって町なかにフツーに城だもんなあ、と外人気分になれます。
それが過剰すぎて、最早「そんな日本っぽいものばっかりで埋め尽くされた日本は逆にないよ」と言いたくなりますが、外国の人の目線で日本を眺めたら、ああいうものばっかり目に入るんだろうなあ、そしてそれだけを固めるとこのようにシュールな世界に見えるのだ、と変に納得してしまいます。
ともかく、他の映画ではできない得がたい体験でした。
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