007 私を愛したスパイ (1977)
»レビュー
てんこもり
2007/12/08
by
ジャン≒ルーク
娯楽の要素、てんこもりです。フィルムから溢れんばかり!
昔のボンドの「スパイのわびさび」を、この映画に求めては、いけません。
「SF的に強大な」敵の本拠(その名も「アトランティス」)や、「ロータス」の改造車、「空母」ならぬ「潜母」の巨大タンカーなど、常識ハズレ(褒めコトバです)なボンドの活躍に、眼が釘付けです。
原作を読んだことはないのですが、この映画の『メイキング』によれば、この映画に対して原作者イアン・フレミングは「題名は使ってよい。だが、その他のモチーフは、一行たりとも、原作から使ってはならぬ」という指示をされたそうな。これまでの映画化作で、自分の原作にないところで勝手に映画が盛り上がっているのに、シビレを切らしたのでしょうか。
しかしながら、結果的にはそれは、原作に縛られない自由な脚本作りを可能にし、これほどエンタテイメント爆発の良作へと、飛翔できたのでしょう。
つべこべ言わずに、楽しんでください。
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