ジャガーノート (1974)
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旨味のある傑作
2008/02/15
by
ラブアゲイン
70年代の傑作パニック・サスペンス・アクションの代表といえば、米の「サブウェイ・パニック」か、英の「ジャガーノート」だと僕は思います。
大西洋航海中の豪華客船に爆弾が仕掛けられた!!という内容ですが、今のハリウッド製アクションに比べたら非常に地味です。眠気に襲われます。
しかしこれがまた絶妙に旨味のある傑作なんです。
まず、111分という「丁度良い」長さの中で、サスペンスとドラマのバランスがとても素晴らしい。
客船の船長にオマー・シャリフ、SAS大佐にリチャード・ハリス、ロンドン警視庁刑事にアンソニー・ホプキンスという通好みの俳優達の出演も興味深いが、脇を固めるあまり知らない俳優達の場をわきまえた集団演技も非常に良く、サスペンスの合間に入る彼らのドラマが映画を大人のエンターテイメントにしています。
監督はなんと、リチャード・レスター。スーパーマン2を面白い作品に手直ししたり、三銃士・四銃士をチャンバラ・エンターテイメントにしたり、初期の頃のビートルズ映画を監督したり、猿の惑星のラストの語り草のアイデアを出したりした方。素晴らしい映画の職人です。
そして、あらゆるアクション映画、マンガ等々で真似される有名なクライマックスもGood。
唯一つ難点は大して何かする訳でもない船長。オマー・シャリフが演じる必要無かった感があります。
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