ブエノスアイレス (1997)
»レビュー
ただ一つ違っていたのは…
2005/08/08
by
理屈屋
愛し合ってはいるが、少々愛に疲れ気味のカップルの物語でした。
二人は普通に愛し合い、普通にワガママ勝手をし、普通にケンカをして普通に別れ、そしてしばらくすると普通に「やり直そう」ってことになります。
ただ一つ普通と違っていたのは…、
彼らは二人とも男だったのです。
ウォン・カーウァイ監督の描く、男と女の苦しく哀しく切ない愛の世界を、香港から見て地球の裏側に当る、プエノスアイレスを舞台に描いて見ましたって風に見えました。
「ウォン・カーウァイの愛の世界番外編」って感じです。
オープニングでいきなりのシーンに、正直ちょっと引きましたが、その直後のトニー・レオンさんのレスリ−・チャンさんを見る嫉妬を含んだ複雑な視線に、引いた自分の感覚を、むしろ逆に不思議に感じたのが不思議!
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