花とアリス (2004)
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ハートのエースが出てきた
2008/02/14
by
のびた
いやぁ、蒼井優ちゃん、踊ってるじゃないですか。踊りの種類は違えど、「フラガール」で凄いフラを見せてくれた陰には、バレエの基礎がしっかりあったんですね。この作品でのオーディションでの踊りもとても華麗で、カメラも美しいポーズを見事に撮りきっていました。素晴らしい。
「素」の演技も良いです。本当に演技なんかしていないような、ナチュラルさに驚きました。
さて、岩井俊二監督が好きなので、この映画も僕にはかなりグッときました。
光の使い方が、相変わらずうまい。ダンス教室での、パステルなブルーやピンクの色使いがとてもソフトで美しい。
たくさんの花や、散らかっている家の中まで、ポイントになる強い色を添えてあるので、とてもきれいに映ります。
さて、内容は、記憶にまつわる物語。記憶喪失ではないのに、そんな風に思わせることによって、強引に付き合い出す、花と宮本まーくん。そして、元カノという役割を回されたアリス。
設定がユニークです。
アリスがまーくんと、思い出の場所と称して回る場所は、もしかしたら、別居している父親との思い出の地だったかも知れません。少なくとも、海でのトランプのエピソードは、父親との思い出ですよね。
まーくんの拾ったハートのエースが泣かせます。
藤子駅に野比田、須根尾。
手塚高校でジャングル大帝など。ところどころに出てくる小ネタににやりとさせられます。
「不思議の国のアリス」も意識してますよね。
そんな遊び心満載の中で、思春期の女の子たちの揺れる心や友達間での駆け引き、それにひっぱり回されるまーくん。
ウソも貫き通すと、真実になる。
登場人物たちの偽りの記憶が真実に変わるとき、そこからまた、新しいドラマが始まる。
今までやる気のないオーディションを受けていたアリスが突然踊り出した時、何故だかとても幸せな気分になれました。
この年に他にどんな作品があったか、覚えていませんが、リアルタイムで観ていたら、おそらくベスト1にしていたでしょう。
3人がこのレビューに共感したと評価しています。
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蒼井優さん、いいですね!
2008/02/15 by
星空のマリオネット
のびたさん、ブログでも活躍されていますね!
映画生活でも引き続きよろしく。
さて、蒼井優さんのこと。
彼女には本当に驚かされます。
余りにはまっていて、可愛くて・・・言葉も出てこないほどです。
ひょっとして、人間ではないのではないかと疑ってしまいます。
バレエの時の表情も素敵です。
スローモーションでダンスもいっそう引き立っていました。清潔で優雅!
(シンプルなスローモーションの効用をこんなに感じたのは、いつ以来でしょうか!)
私もこの映画好きなんですが、ちょっと気恥ずかしいというか、これはオヤジ目線なのではないか、なんて多少の不安も。
ただ、色づかいや父との思い出、「遊び心」については、のびたさんが指摘されているのを読むまで気づきませんでした。
岩井監督自身も充実した撮影だったんでしょうね。
PS
この年には、「誰も知らない」、「血と骨」、「下妻物語」などの話題作がありましたが、「花とアリス」も映画ファンの評判は良かったようです。
あとこの年映画ファンの評判が特に高かったのは、上野樹里主演、矢口監督作品「スイングガールズ」です。私は同じ矢口監督の「ウォーターボーイズ」に比べるとかなり落ちるような気がしました。楽器が上手く弾けるようになり、皆でジャズ演奏ができるようになったという点以外に、観るべき点がどこにあったのか?なんて思いました。 -
はい、これでこそ、蒼井優さんです。
2008/02/15 by
のびた
星空のマリオネットさん、こんばんは。
最近、めっきり口数が少なくなったのびたです。
というのも、ブログに手を出したのが、良かったのかどうか。たまたま、職場の女の子に教えてもらったのが、「ヤフー!ブログ」だったのですが、意外と簡単には入れました。しかし、この世界は自分のブログの人気度を上げることが、ひとつの目標になっているようです。それには、活発にコメントが他の人から、入ったりしないといけません。それには、こちらから、どんどんアプローチしていかないと置いてかれます。記事もまめに新しいのを入れないとダメですね。
でも、多くの人とコメントを交わし合えるのは、実に楽しいです。映画以外の趣味の記事を書けるのも、息抜き?にいいです。
こちらとの両立は、僕にとって楽しみであると共に、試練にもなってしまいました。新作レビューはあちらで、旧作はこちらで、という住み分けも検討中です。
それから、基本的には、あちらは登録して、自分でブログを開設しないと、コメント等はいれ難くなっています。荒らし対策もありますが、管理人(この場合、ブログの管理人ですから、自分ですね)が、コメントできる人を登録している人だけか、それ以外でも可能か、お気に入りの人だけか、とか設定ができます。そうしないと、変なお誘いが次々入ってきます。
僕は映画のレビューだけは、出入り自由に設定してありますので、コメント大歓迎です。星空のマリオネットさんも、よろしかったら、いつでもお越し下さい。
あ、すみません。蒼井優ちゃんですね。
僕はこの作品で、ますますファンになってしまいました。「クワイエット・ルーム」の彼女は、少し物足りなかったですが、演技の幅が広がったと、前向きに考えることもできますよね。新作楽しみにしています。今度は何の映画にでるのかな?もし何か情報ご存知でしたら、教えて下さい。
そして、岩井俊二監督ですが、僕はあと「リリィ・シュシュのすべて」を観ていません。キネ旬ベストテンにも入っているので、是非とも観たいと思っています。
PS 2004年度のキネ旬ベストテン僕も調べました。「花とアリス」は14位。読者では7位でした。この年はそれほど凄いのないですね。やはり僕はこの年の1位にします。「スイングガールズ」も良かったですが、どうしても先に「ウォーターボーイズ」がありますからねぇ。
僕は「下妻物語」「深呼吸の必要」「笑の大学」などが好きでした。 -
Re: ハートのエースが出てきた
2008/02/17 by
星空のマリオネット
のびたさん、こんはんは。
のびたさんのブログ、時々覗かせていただいています。
コンテンツも充実してきていますよね。
映画ロケの体験記など、愉しさが伝わってきます。
新作映画のレビューもいくつも書かれていますよね。私の方はこのところ新しい映画を観ていないので、残念ながらまだ感想は書けませんが・・・
蒼井優さんの新作情報は何も聞いていないのですが、そろそろ時代劇や山田洋次監督の映画でも観てみたいなあ、なんて思っています。
「スイングガールズ」については、若い女優さんたちが練習を重ねてジャズ演奏をしてくれるだとか、「ウォーターボーイズ」の矢口監督の作品だとか、いろいろな期待が大きかっただけに、ガッカリしたという面もあったのかもしれません。
それから「下妻物語」。これは予想外に面白かったです。 -
Re: ハートのエースが出てきた
2008/02/17 by
のびた
星空のマリオネットさん、こちらでもこんばんは。
そうですね。蒼井優さんの時代劇っていうのもアリですよね。
「蟲師」はご覧になってますか?あれっていつの時代でしたっけ。まあ、時代劇とは、呼べないですかね。
この映画は内容的にも、かなり好き嫌いが激しそうですが…。
「スウィングガールズ」が出たついでですが、今日「奈緒子」という映画を観てきました。
こちらの上野樹里はなかなか良かったですよ。
「下妻物語」は、実はつい最近観たばかりでしたが、深キョンと土屋アンナ、うまい役者とは言えないですが、ふたりともいい味出してましたね。
ブログの方もご覧になって下さいまして、誠にありがとうございます。やり始めると次から次に、記事にしたいことが、出てくる不思議な場所です。
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