フォーリング・ダウン (1993)
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怒れる人
2008/04/15
by
ラブアゲイン
「イラつく世の中に怒り爆発!」という映画であるが、スカッとするような映画ではない。
それは彼が既に狂ってるからである。
彼を取り巻く状況や劇中に起こるシチュエーションには映画的にデフォルメされてても、似たような怒りは大なり小なり皆感じたことはあるのではないか。主人公の怒りにもそういう点では共感が持てるのだが、しかしながらキレた彼の目には、「話しても聞かない」雰囲気が漂ってて、感情移入が出来ない。
とはいえ、彼を誰かが救って欲しいとは思った。そこで登場するのが、気の良いハゲ親父ロバート・デュバルである。僕はこの映画で彼を知り、この映画で彼を好きになった。
どんどん後戻りできない状況になっていく映画のラストは非常に物悲しい。
狂った彼が悪いのか、彼を狂わす周りが悪いのか。彼の様に「ブチ切れ」ないように日々を過ごすのが精一杯な僕です。
マイケル・ダグラスは熱演。
監督のJ・シュマッカーも油がのって来た頃で、会話や無線にまで細かく気を配ってるのが良い。
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