チルソクの夏 (2003)
»レビュー
ヒロインの新聞配達
2006/11/29
by
トラップ
まさに同世代、部活の帰りの立ち食いやピンクレディの歌などなんとも懐かしい風景を思い出させてくれる。グランドを走る四人を捉える映像やそれぞれの陸上競技に打ち込む姿のtカット写真などの写し方が印象的。当時は今よりも日本人の韓国人に対する偏見が強く、この映画の中にでてくるような朝鮮人と付き合ってはならないみたいな風潮があった。時の流れとともに両国の人の意識もかわり、冬のソナタで飛躍的に変わったような気がする。親や周りからも朝鮮人と付き合うなといわれるヒロインの姿に涙する場面が多い。現地ロケがとても素晴らしく、ヒロインの新聞配達を通じて下関の下町の雰囲気がよく出ていたし、この配達シーンは何回か出てくるがとても印象に残る。音楽も最初から最後まで流れるピアノの旋律がとてもいい。なごり雪がメインテーマになっていて、ピンクレディや幸せの黄色いハンカチなど当時の時代背景を浮き立たせる。上野樹里は涙を流しながら親友に話しかけるシーンなど最高にうまい。この手のキャラにピッタリ。ヒロインの は清水美沙の少女時代を思わせる。うつむきながらの笑顔がいい。関門海峡のトンネルの中での二人の会話はちょっと違和感あり、ここだけちよっと興ざめになったが涙が溢れる映画。
1人がこのレビューに共感したと評価しています。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
返信を投稿
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.









