用心棒 (1961)
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時代劇の常識を見事に否定!
2008/06/14
by
夢寝由来
時代劇に限らずアクション映画の主人公は勿体ぶって自己紹介するが、それを否定し「桑畑三十郎でよかろう。どうせ何処の馬の骨か分からんヤツだ」と自嘲。
殺陣シーンでは斬られ役と何度か剣を交えてから斬るはずだが、相手に刀を振る隙を与えずに斬る。
やくざ同士の抗争はたいてい善対悪が基本だったが、両方悪(それが現実だろう)である。
三船敏郎のイメージを決定づけた作品であるが、脇役も凝っている。頑固だが心優しい居酒屋の権爺が「日本誕生」を始め悪役として知られた東野英治郎、造り酒屋のスケベジジイ徳右衛門に黒澤映画の顔だった志村喬、本来なら逆のキャストである。
特に東野英治郎を村で唯一人の常識人に設定した事が、狂った宿場を強調している。
河津清三郎の駄目親分は「暗黒街の対決」の威勢のいい新興勢力のギャングボスのセルフパロディ。
仲代達矢の卯之助は大抜擢で本来なら木村功か三橋達也が順当だったのだろう。
人質交換シーンは見事なカットの繰り返しで涙と笑が同時に味わう事が出来て私はここだ好きだ。
90点とは「七人の侍」を100点としての採点です。
6人がこのレビューに共感したと評価しています。
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“司葉子”の美しさが際立つ
2008/04/24 by
牧坂満
造り酒屋のスケベジジイ徳右衛門の毒牙にかかる“司葉子”の美しさが印象に残っています。
> 90点とは「七人の侍」を100点としての採点です。…勿体ないです。 -
司葉子の関連(改訂版)
2008/05/10 by
夢寝由来
>スケベジジイ徳右衛門の毒牙にかかる“司葉子”の美しさが印象に残っています
司葉子は「暗黒街の対決」のホステス=サリー役が印象的です。これは時代劇でおなじみの“荒神山の縄張り争い”を現代ギャング物に置き換えた岡本喜八監督の痛快アクションコメディです。
汚職刑事が三船で酒場のマスターが鶴田浩二でこれも対立する新旧ヤクザの抗争と復讐がテーマでした。(残念DVD未発売)
追加です、本作で三十郎が二組のヤクザを手玉に取り“用心棒代”を吊り上げるのはまるで大スターが競合する映画会社を手玉にとりギャラを吊り上げる業界を皮肉ったとも取れます。 -
気が変わった
2008/05/15 by
夢寝由来
> 90点とは「七人の侍」を100点としての採点です。
「七人の侍」は前半150点+後半150点=合計300点の価値があります。
あまり馬鹿正直に採点するのは止めます。
従って本作は100点に昇格します。
「椿三十郎」も「隠し砦の三悪人」も100点に昇格しました。
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