ポロック 2人だけのアトリエ (2000)
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創作の葛藤
2008/03/22
by
January
芸術家は基本的には自分の感性だけを信じて作品を制作するが、それが商品価値を持つかどうかは他人の評価を待たねばならず、売れることを期待されるようになってくると精神的に非常にきつい状況になる。このあたりは、ポロックに限ったことではない。
この映画を見た後思い出したのは、画家ではなくビリー・ジョエルのことだ。ベスト・パートナーを得ることは簡単なことではない。自分の才能を信じ、叱咤激励してよい作品を作らせ続けることのできる人が傍にいてくれることはありがたいことだけれど、その存在が重荷に感じられることもあるだろう。そんなとき、その伴侶を手放してしまい反って作品が作れなくなり、堕落していく悪循環。
しかし、だからといってポロックは幸せでなかったとはいえない。たとえ一時でも絶頂期を経験できたことは幸福だったといえるし、我々にポロックの作品を多く残したリーもある意味幸福だったといえる。
エド・ハリス、マーシャ・ゲイ・ハーデンの痛々しい演技は心に突き刺さります。
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