不滅の恋 ベートーヴェン (1994) »レビュー

ゲイリーのベートーヴェン賛!

80点 2003/09/24 by 未登録ユーザ レクター博士

「不滅の恋人」が誰だったか、というミステリーは私には不要でした。そんなことで引っ張る必要性を感じません。
「月光」を、耳をピアノに付けて弾くところと、第九初演の様子、ホームレスの様になってしまい子供達に囃し立てられるところ、そこだけで満足。過去の映画は未見ですが、従来のベートーヴェン像を、敢えて周到しているところが良かった。

ゲイリーがベートーヴェンを演る、だけでOK!
「レオン」で「ベートーヴェンはイイゾー」と言っておりましたねー。予告めいていてグッド(^-^)!

第九の緩徐楽章、月光、皇帝の第二楽章、これを背景にゲイリーが登場するだけで至福の時。
映画の評価は二の次になってしまうのです。
ご勘弁下せーまし(^-^;)!

 

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  • Re: ゲイリーのベートーヴェン賛!

    2003/09/28 by 未登録ユーザ たこぽん

    > 「不滅の恋人」が誰だったか、というミステリーは私には不要でした。

    御意! 

    > 「月光」を、耳をピアノに付けて弾くところと、第九初演の様子、ホームレスの様になってしまい子供達に囃し立てられるところ、そこだけで満足。

    御意! ・・・実際には(耳でなく)顎をピアノにつけて弾いていたらしいという記事をどこかで読んだ記憶があります。顎から伝わるピアノの音を頭蓋骨の振動で聴きとっていたらしいと。作曲するときもそうやって音を確かめていたと。

    > 「レオン」で「ベートーヴェンはイイゾー」と言っておりましたねー。予告めいていてグッド(^-^)!

    御意! ・・・あれは完全な楽屋落ちだと僕も思っておりました。も〜、ゲイリーったら、お茶目さんなんだから〜! そんなゲイリーが、も〜、だいちゅき! ゲイリーのパンツなら、タコポン、洗ってあげてもイイ!!・・・・・・・・・・・・ワルノリしました。スイマセン。

    > 第九の緩徐楽章、月光、皇帝の第二楽章、これを背景にゲイリーが登場するだけで至福の時。

    御意! ・・・むかし『レコード芸術』というクラシック音楽専門雑誌を立ち読みしていたら、たまたまこの映画の評が載っており、マジメなクラシック評論家氏(たしか諸石幸生氏だったと思う)が「しかしベートーヴェンを演じたあの俳優に、もう一歩の品の良さがあればと惜しまれる」(うろ覚えの引用)みたいなことを書いているのを読んだときは、思わず吹き出しそうになってしまいました。

    ところでDVDに入っているメーキングを見ると、なんとゲイリー、『皇帝』の序奏のピアノを自分で弾いているではありませんか(ゲオルグ・ショルティにしごかれながら、ちゃんと自分で音を出しています)。やるもんだね。15歳位から始めたので本格的なものじゃないのに、こんな難しいものを弾かされて・・・とか愚痴りながら、でもけっこう楽しそうに弾いてます。

    > 映画の評価は二の次になってしまうのです。

    レクター博士さまも嬉野桂花さまも星四つ!
    てことはやっぱり「結構名作」でキマリってことでしょうかねえ。

  • ベートーヴェンが徘徊するシーンについて

    2004/10/14 by 未登録ユーザ コテン派

    >ホームレスの様になってしまい子供達に囃し立てられるところ

    は、私も印象深かく、映画としては上出来なシーンだと思いました。
     しかし、既にある程度地位が確立していたであろうベートーヴェンが徘徊するようなことが十分考えられるのでしょうか。どなたか詳しい方にコメントいただければ幸いです。

  • Re:ベートーヴェンが徘徊するシーンについて

    2004/10/14 by 未登録ユーザ レクター博士

    コテン派さま。

    徘徊するシーンについては、映画として彼の「孤独な魂」の表現
    であって、本当にこのような状態だったと思っている訳ではないのです。
    貴族の支援や子弟のピアノ指導、演奏会が彼の収入源なのはご存知ですよね
    今日の様な「著作権」で潤ったのはブラームス以降です。

    「アマデウス」がモーツァルトの精神性を表現したのと同じ。
    音楽史的に「レクイエム」作曲にサリエリが関与した事は無い。
    弟子が補填したのは周知の事実です。
    このシーンは映画としてのエクスキューズであります。
    が、映画のクライマックス・シーンとして、官能的でさえありました。

    「映画」と「史実」を混同してはなりません。

    > ゲイリーがベートーヴェンを演る、だけでOK!
    と思ったのは、ゲイリーがベートーヴェンの孤独や精神性を
    演じ切ったことに感動したのです。手を後ろに組んで立っている
    だけでベートーヴェンでした。彼のファンである私的に。

    ベートーヴェン臨終の時「諸君、喜劇は終わった」と言った、
    されていますが、最後の言葉はこうだと記憶しています。
    「間に合わなかったな...」
    酒好きの彼が、ワインの樽が届くのを待ちわびていたのです。
    飲んベェの気持ち、分かりますなあ(^-^)。

    映画はエッセンスを表現します。
    歴史書からは決して得られぬ、孤独な芸術家の皮膚感覚を! 

  • ありがとうございます。

    2004/10/15 by 未登録ユーザ コテン波

     「史実と違う!」なんんて目くじらたてるのも、「伝記もの」のひとつの楽しみ方かなあとも思いますが、言い方が悪かったのかも知れませんね、仮に、本人について分かっていることや類推できることと違っていたとしても、私は、そのシーンは気に入っています。
     なおモーツァルトの晩年で既にシカネーダから作曲を請け負っていたわけで、ベートーヴェンの後期になると、相当に出版料等の収入を得ていたのではないかなあと思います。そう考えると、貴族からの年金等と出版料と、どの程度の割合だったのかも、気になってきました。

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