CASSHERN (2004)
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総合力に欠けている感じがします
2006/05/18
by
理屈屋
いろいろな点を一つづつ挙げてそれぞれ書いてると大変に長くなってしまいそうなので、全体から受けた印象を一言で。
「リキんでます。チカラ入り過ぎの、押しまくり過ぎ。」
「〜ではないかぁッ!」とか突然言われても、
「はぁ〜ぁ?」となってしまう感じでした。
これが言いたい、これが見せたい、そういう気持ちはとっても伝わって来ますし、部分部分は素晴らしいものがあります。
だから、個々の技術的なレベルは高いのでしょう、きっと。
でも、受け手の聞く姿勢、見る姿勢を整える作業が済んでから、語る、見せるという余裕が欲しかったところです。
「見せたいものを削って、見せる準備にその分を当てる」というのは、見せたいものが頭に溢れている人にとってはツライことなのかな〜っていう気がしました。
高いレベルにあるはずの個々の要素がほとんど全部、相互に有効に機能しあっているように感じられないのが残念です。
また、セリフなど言語的な表現方法や場面の転換点、お話を支える背景的事実の説得力などに、一部稚拙な感じのする部分があり、一気に興ざめするところがあるのも気になりました。
総合力という力と作品を客観視できる冷静さが不足していたかもしれません。
「監督」という仕事の重要性を知らされた感じです。
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