半落ち (2004)
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ほんと、「日本映画」です。
2005/03/24
by
まやん
日本アカデミー賞をとったけど、キネマ旬報ではさほど高評価ではなかったので、自分はどう感じるか確かめたくて観ました。
はい、ここでみなさんおっしゃるように、確かに「あ〜、純正日本映画を観た〜!」という感じです。先日京都で「ターンオーバー・天使は自転車に乗って」を観たのですが、全く同じ感想でした。
不評の二日間の空白は私には少しも肩透かしではなく、すごくいい感じに思えました。でも、検察、弁護人、新聞が一斉にそこに食いついていくところはもうちょっと工夫があってもいいと思いました。
それはそれとして、とにかく暗い。陰気臭い。ストーリーの暗さと、画面の雰囲気は別だと思います。それが別になるのが映画じゃないでしょうか。
「ターンオーバー‥‥」と「半落ち」、どちらの映画にも思ったのは、これ、別に映画でなくても、テレビのスペシャルドラマバージョンで十分なんじゃないか、ということです。
それは、脚本とかカメラアングルとか、皆さんがおっしゃっていることなんでしょう。どちらもセリフで泣かす、設定で泣かすということで、それなら別に映画の大スクリーンでなくてもいいと思いました。
しかもこの2作品、主演の役者がいいという点まで同じです。いい、というと抽象的ですが、どちらも「昔ながらの日本映画」にぴったりの演技がすごくうまい。
特にこの半落ちは脇の全てが職人的俳優を揃えて、スキなしです。
観終わって私も泣きましたが、流れ出した森山の歌で涙は乾きました。どうにかなんないのか、この作りこみ過剰のくどい歌い方!!歌そのものはよかったのに、これも監督の感性ですか。だとしたら確かにベタすぎます。
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