白いカラス (2003)
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いい映画
2005/03/03
by
tyler
カラードという問題が「リアル」でない自分は、どんな風な見方をしても彼と同じ視点ではとらえられない。でも、この映画の中から自然と彼の背負ったもの、苦悩を痛切に感じることはできる。彼だけじゃない、フォー二アもまた然りだ。エド・ハリスもゲイリー・シニーズもそれぞれもつ苦悩がある。コールマンとフォーニアは互いに惹かれあうものの、物質的な距離は縮められても心の距離は縮められずにいる。それはコールマンにとって学生の時の別れの再来になりえたものだった。そうならないように今度は今まで踏み出せなかった1歩を踏み出した。
自らに課した呪縛を解き放つ姿を他の人間の苦悩や昔の時代を交差させながらベントン監督はうまく描き出した。そして、すべての出演者が生き生きとした演技をしていて真に迫っていたと思う。文句なしに名作に数え上げられるべき作品だと感じた。
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