ミスティック・リバー (2003)
»レビュー
圧倒的な演出。
2005/06/04
by
ekoeko
ちょっとばかり気になって、
イーストウッド監督についての本を読んでみたんですが、
この人、“職人”なんですね。
しかも、抜きん出た腕をもった。
つまり、
予定された予算と、予定された制作期間で、
しっかりと映画をつくってしまう、という意味で。
ですから、ワン・テイクが基本。
あるカメラマンだったか、撮った場面がちょいと気にいらなくて
取り直しをイーストウッドに提案したところ、
イーストウッドは軽くそれを受け入れたんですが、
できあがった映画を見たらファーストテイクが使われていた、
というハナシがおもしろかったです。
『ミスティック・リバー』でも、
興奮したショーン・ペンがテーブルをたたいた拍子にコーヒーがこぼれて、
すわっていたみんなでそれをふき取るシーンがあるんですが、
コーヒーがこぼれたのは予定外、
それでもイーストウッドはそのシーンを採用したそうです。
それと、
予想はしていたんですが、
照明には気を使ってるみたいですね。
などなど、というわけで、
この映画も演出は圧倒的。
ただし、
こいうシリアスなものより、
たとえば『ミリオンダラー・ベイビー』だとか、
『ガントレット』だとか、
『許されざる者』だとかの
ファンタジー系の映画のほうが
個人的には好きですね。
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Re: 圧倒的な演出。
2005/06/05 by
フリークス
そんなekoekoさんに『真夜中のサバナ』をお勧めします。
他の人がみて楽しめるかどうかは保障できませんが、ファンタジー系のイーストウッド作品がお好きなあなたには、ぴったりの作品だと思います。
それと、もし今後機会があったら『愛のそよ風』というタイトルの、イーストウッドが監督業に初めて専念した作品をご覧になってみてください。
30年以上前の日本未公開の作品なので、国内ではおそらくビデオすら発売されていないと思いますが、年の差カップルの恋を描いた変わったラブストーリーですが、今と変わらない演出のセンスの良さが光っていますので、必見だと思います。
原題は『Breezy』で、主演はウィリアム・ホールデン。1973年製作。
監督イーストウッドにはまり始めた10年以上前に、WOWOWで放送されたのを見て、「監督としての力量は本物だ!!」と確信しました。
監督イーストウッドに魅了されている人を見つけて、思わずレスしてしまいました(笑)
あしからず。 -
Re: 圧倒的な演出。
2005/06/05 by
ekoeko
どうも。
映画監督としてのイーストウッドは、じつはあまり知らなくて、
ホントはでっかいこと言えないんですが、
『真夜中のサバナ』をはじめ、
できるだけたくさん観たいと思っています。
それと、『愛のそよ風』ですか。
そんなの、観れるのかなぁ。
機会が訪れるのを楽しみに待つことにしましょう。
ところで、すばらしい“ファンタジー”、
『ミリオンダラー・ベイビー』は、まさに
「老トレーナーと女性ボクサーの辛口ラブストーリー」
で、それ以上でもそれ以下でもありませんね。 -
Re: 圧倒的な演出。
2005/06/06 by
フリークス
どうやら私のカキコをお読みになられたようで・・・
あちらの板の流れが違う方向に向かっているように思えたので、ついつい入れ込んでしまいました。
鑑賞後すぐに投稿した満足度は低くなりましたが、数日経過して自分なりの答えを見つた今では、ラブストーリーとして高い評価を付けています。
『ミスティック・リバー』を劇場で鑑賞してから、DVDで再見する気になるまで1年以上かかりましたが、『ミリオンダラー・ベイビー』も相当時間がかかりそうです。私には悲しい結末でしたから・・・。
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