第三の男 (1949) »レビュー

完全映画、、そして、人生の映画

100点 2005/08/03 by 未登録ユーザ 監督志望

若い方に、多くの方に、やっぱり観てもらいたいので、
今回書き込みをいたします。是非観てくださいね。
ドラえもんの作者、藤子不二雄氏が、この映画を
完全映画と評していましたが、全くの同感です。
脚本、演出、役者、映像美、そして音楽、、
どれをとっても完璧、完全な映画です。
第三の男が現れるまではサスペンス風ですが、
後半は、男と女の人生劇場になります。
そして、映画史に燦然と輝くラストシーン。。
ラスト直前、車が一人の女性の前を通過します、、
同じ様なシーンが映画の最初の方にもありました。
ドラマはこの二つのシーンの間に偶然起こったこと。
どうして、男は親友を○○し、惚れた女性に○○
されなければならなくなったか、、これが人生。。
男と女の考え方の違い、社会性(戦争の傷跡)などなど、
深いテーマもこの映画にはあります。それらをまとめて
第一級のサスペンス&人間ドラマに仕立てています。
人間の不安感を表す斜め構図や影の投射を含めた
映像表現と、心を奏でるツィターの旋律と音色。。
このように映像と音楽の芸術性も際めて高く、
主要キャストは当代きっての名優揃い。
これこそ完全なる娯楽映画である。
出来れば映画館で観たい作品だが、
DVDでじっくり鑑賞して欲しい。

 

1人がこのレビューに共感したと評価しています。
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  • Re: 完全映画

    2006/09/27 by 未登録ユーザ オヤジ

    そうですか、藤子不二雄氏は完全映画と言つてゐますか。
    私も実は若い人から「どんな映画?」と聞かれると、
    一言「完全映画」と答へてゐます。
    初見は中學2年の時。 日比谷映画、雨の降る日でした。
    流石にその素晴らしさは判らなかった。ラストシーンだけ。
    再見したのは大學2年の時。銀座映画。震へが止まりませんでした。
    以来映画館で13囘ほど観てゐます。

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