ハピネス (1998)
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ここまでやるか
2004/01/28
by
ゴマ
「ストーリーテリング」を見た後、こちらをビデオにて鑑賞しました。
人間の汚い部分をありのまま打つし出すということは、アバンギャルドのようであって実はそうでないことが往々にあると思います。
この作品はとことん汚い。
並大抵の汚さではありません。
正直、「ここまでやるか?」という疑問を持つときもあります。
しかし、嫌悪感を感じないのはなぜでしょう。
それは、汚い部分というものをそのまま映し出すことに終始するのでなく、その先の考慮がきちんとなされているからでしょう。
人間の内面を深く刻み込もうとする清潔感ある映像は人間が隠し持つ汚さをじわじわとあぶり出していくかのようです。
登場人物、皆、魅力十分だったのですが、とりわけ息子役の男の子には関心。
終盤における父親との会話には意味分からないと思われながらも涙をそそられます。
カットバックという手法(個人的には好きでないのですが)がこれほど作品全体と通じて見やすいものはあまりないように思えます。
非常に汚く、面白い作品でした。
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