ドリーマーズ (2003)
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エヴァ・グリーンに恋をした。
2004/08/22
by
碧井ライト
映画草創期からヌーベルバーグ時代に捧げるオマージュであるとともに、世界的に混乱していた60年代後半から70年代を夢見る世代とし、革命によって夢から覚めるプロセスを描く。巨匠、ベルナルド・ベルトルッチ監督、渾身の復活作である。
退廃的、官能的であり、幻想的。ベルトルッチの十八番である、そんな甘美で妖艶な世界に引き込まれる。1つ1つのカットも緻密で美しいのだが、スクリーンから感じるのは強烈な力強さ。当時、有り余るパワーを発散していた若者たちが主役であるから、当然といえば当然だが、人間の根源・エロスの持つパワーに圧倒される。
マイケル・ピットも悪くない。ただ、双子の姉弟役を演じた、フランス出身の2人が素晴らしい。姉役のエヴァ・グリーンは、瞳で演技が出来るフランス映画界の新ミューズ。天真爛漫な表情の虜になる。弟役のルイ・ガレルは、男臭い中にも中性的な魅力を備えており、同性でも思わず抱かれたくなる。(Koji.H)
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