トロイ (2004)
»レビュー
[
2006/03/03
by
O.G.
映画「トロイ」を見ましたが、これは紀元前800年頃の話で、トロイ国は太陽神アポロを崇拝していたようです。なんだか日本と似てますね、日本の天皇の皇祖神アマテラスも太陽神ですから。そして、神話によれば日本の建国は紀元前600年頃だそうですから時代的にもそう違わないわけです。(2800年昔も2600年昔も、現代から見れば、似たようなもんです)
監督のウォルフガング・ペーターゼンも、日本とのアナロジーを感じたのではありますまいか?ギリシャ軍がトロイに攻めてきた時、日本のお寺の鐘みたいなのを、つかせています。ウォルフガング・ペーターゼンはドイツ人なんですよね、だから、ギリシャ「連合軍」が上陸するシーンは第二次世界大戦で連合軍がノルマンディーに上陸するイメージにダブらせたのではないでしょうか?もちろんアメリカ海兵隊が太平洋の島々に上陸するイメージでもあります。いずれにしろ、敗北するトロイ側に監督の心は有るようです。
日本とのアナロジーでは、他にも、トロイ王プリアモスの座る玉座には「菊の紋章」が付いていました。菊の紋章はその放射状のデザインから太陽をイメージする事ができます。従って、太陽神を崇拝するトロイ王プリアモスの玉座に、菊の紋章が付いていても不思議ではありません。いずれにせよ菊の紋章自体は、古代ギリシャやローマの遺跡からも出土する、ありふれたデザインですから、時代考証的にも合っているわけです。
映画では、王子パリスに助けられた、王女プリュセイスが、落城するトロイから逃げるシーンで終わっています。この時、プリュセイスは、アキレスの子を身ごもっていたのでしょう。そして、神々の助けを借りて、はるばる日本まで逃げて来て、「アマテラス」と呼ばれるようになり、その結果、ギリシャ神話と日本神話は似た話になったのではないでしょうか?
このレビューに対する評価はまだありません。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
-
Re: [
2006/03/04 by
レゴラス大好きっこ
めちゃくちゃ面白いご意見ですね。こんなに楽しく読ませていただいたのも久しぶりです。(あっ、決して皮肉ではありません。文字通りに解釈してくださいね。)
最後の「アマテラス」に至っては、思わず吹き出してしまいました。
でも、映画をこんな風に見るのも楽しいですね。
O.G.さんは、義経が海を渡ってチンギス汗になったって言う説を唱えておられる方かな?・・・という思いが胸をよぎりました。 -
Re: [
2007/07/17 by
びわっこ
> 映画「トロイ」を見ましたが、これは紀元前800年頃の話で、トロイ国は太陽神アポロを崇拝していたようです。なんだか日本と似てますね、日本の天皇の皇祖神アマテラスも太陽神ですから。そして、神話によれば日本の建国は紀元前600年頃だそうですから時代的にもそう違わないわけです。(2800年昔も2600年昔も、現代から見れば、似たようなもんです)
紀元前800年頃の話とのことですが、トロイア戦争が存在した歴史的事実は現在発見されていません。ただし、シュリーマンが発掘したトロイア遺跡には焼け跡があり、戦争があったかもしれないとはされていますが。トロイア戦争はあくまでイリアスやオデュッセイアで語られる神話の話です。後、トロイアは紀元前13世紀頃に滅んだとされています。 -
Re: [
2007/07/17 by
びわっこ
かなり?な返信になってしまい申し訳ありません、読み返してみておかしな点に気付きました。言いたかった事は、確かに8世紀にイリアス、オデュッセイアがホメロスによって描かれましたが、題材は13世紀中期から後期に滅んだトロイアです。従って、日本神話とは関係が薄いように見受けられます。
返信を投稿
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.















