キッチン・ストーリー (2003)
»レビュー
異文化コミニュケーションちゅうの?
2005/08/16
by
理屈屋
いやぁ、面白い映画なんですけど、退屈する人も多いかもしれませんね。
結構な年のお爺さんを、これまたいい年のおじさんがひたすら観察する話です。
それもキッチンで。
キッチンにおける行動を科学しようという家庭用品会社が、大真面目に観察をするんです。
面白いというか、変わってますよぉ。
寝泊りするためのトレーラーを引いた車が何台も連ねて国境を越えます。
まるで軍隊みたいです。
で、観察者は被験者と一言も口をきいちゃいけない規則なんです。
ま、そんなこんなで、その観察者と被観察者を、観客が観察するわけです。
キッチンという非常に生活の匂いのする場所で、とっても非人間的な観察。
物語のようになっていくのはむしろ自然なことではないかと感じますね。
すっごい不自然で「科学ってある意味で滑稽だなぁ」って思ってしまいます。
ノルウェーとスウェーデンの人々は仲が良いのか悪いのか、互いの事を互いに馬鹿にするのを楽しんでいると監督がコメントしていました。
何でもない物語の中に、異文化コミニュケーションを含む、人と人との繋がりというものを考えさせられる、何とも言えない感慨の残る作品でした。
このレビューに対する評価はまだありません。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
返信を投稿
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.







