UPRISING (2001)
»レビュー
ただただ危機感
2008/05/01
by
椎茸
純粋に面白いという面もあるけど、この歴史的事実を背景に描かれたストーリーが凄まじくて圧倒されました。
ポーランドを舞台にナチスドイツの侵攻が強烈で恐ろしく、ネズミを駆除するかのごとくユダヤ人を徹底的に追いつめ殺す様は地獄そのものですね。
歴史的にも初めは非公式でナチスはユダヤ人を虐殺していたわけで、その徐々に始まる不気味な恐怖は映画でもしっかり描かれていて、当時のポーランドにいたユダヤ人が感じたであろう恐怖や危機感は想像を絶するものだったんだろうな〜と映画からでも十分に伝わってきます。
ただ生きてるというだけで殺されるなら蜂起するのは必定であって、それは国とか関係なく普遍的なものだし、感情移入するのは当然って感じました。
長いヨーロッパの歴史の中で常に虐げられてきた少数民族のユダヤ人がこういう悲惨な歴史を経て、アラブ人を追い出し強引にイスラエルを建国したけど、結局彼等もアラブ人を虐殺していたり、そういう現在の状況も踏まえて見てみるとより複雑ながらも興味深く見る事が出来ます。
それにしてもジョンボイドがナチス将校を演じてたけど、若い時はオデッサファイルでそのナチス親衛隊の生き残りを追い詰める役を演じてたわけで、へ〜って感じw
このレビューに対する評価はまだありません。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
返信を投稿
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.









