カナディアン・エクスプレス (1990)
»レビュー
ビール飲みながら見れる、上質のサスペンス。
2008/01/12
by
ラブアゲイン
「なんだか雰囲気が地味そう!」なーんて理由だけで見ないのは、非常にもったいない傑作サスペンスです。
「主人公が追いつめられるタイプ」のサスペンスでいえば本作の設定はかなりハイレベルです。なんと、冒頭の20分程度を除く一時間半はずっと列車の中でクライマックスまで「追いつめられる」のですから!!
それでもって、必要最小限に張られた伏線がポイントで活きる話には破綻も無いし、主人公の二人のドラマもしっかりあるし、必要以上に音楽を流さなくてもしっかりサスペンスフルだし、正直言って、コレはオススメ。
冒頭の20分程度の時間で、登場人物の設定と関係を提示し、そして始まるサスペンスまでの展開、そして、人格破綻の無いポパイ刑事の検事版のようなジーン・ハックマンを見て、僕はビールを取りに冷蔵庫へ向かいました。「これはムリなく楽しめる!」と判断したからです。
銃撃戦が必要以上に無いのも良い。
クライマックスがショボイなんて関係無いぐらいトータルで見て、どっしり構えて見れる「大人のサスペンス」ですよ〜〜!!
素材に「サイコもの」や「国家機密もの」なんて扱わなくても、しっかりサスペンスとして成り立つ非常に良い例ですね。
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