恋人よ帰れ!わが胸に (1966)
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マッソーに真っ青!
2008/07/19
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夢寝由来
ワイルダー&レモンの名コンビに加え新参ウォルター・マッソーが最高の演技をした作品。
ワイルダーは役者によって映画を大きく膨らませるという自論を持っていたが本作の悪徳弁護士はマッソー以外に考えられない適役で、私は東京の名画座で5回見た。
同業者から“奴と握手したら即、指の数を数えろ”と恐れられ嫌われている弁護士ギングリッチは「アラバマ物語」の無欲で正義感が強いアティカス・フィンチと対極の位置にある人物で今のクレーマーたちのお手本になったような下劣さである。
マッソーがあまりにも強烈なのでレモンがかすんでしまっているが本来の持ち味である小心者を控えめにしかし的確に演じてうまくバランスをとっている。
フォード・ムスタングは当時の小市民にとって憧れのスポーツカーだったのが分かる。
保険金詐欺を題材にしながら結局は≪人間性を失うな!≫が主題のヒューマンドラマである。
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