縮図 (1953)
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女の変遷
2008/05/21
by
cheaphemp
少女が女へと変わりゆく瞬間の、その心理描写が見事。芸者の置屋からしばらくぶりに生家に顔を出し、生まれ育ったあばら屋のなんでもない光景を、つと眺む。あどけない少女時代と、昨日までとは違う自分とが、ここにおいて決定的に乖離する。お転婆でさえあった銀子の表情には、いつしか倦怠がまつわりつくのだ。詩情あふれる絵と、人間描写に新藤の本領を堪能できます。終盤、話の展開と音声の編集がやや雑だったことなどが気になり、すこし減点。
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