昼顔 (1967)
»レビュー
最高にエロティックな映画
2008/06/22
by
バグース
約40年前の封切時の初見時大きなショックを感じた作品で、とても印象に残っている。
今回の再見で、古さを感じるのでは?と考えましたが、全くの杞憂で、ブルニエルの感覚は今日でも新鮮で、話の運び方の上手さには改めて感心した。流石は歴史に残る名匠です。
謎の多い作品で、映画が終わってもなお謎が残る構成は不満より評価を上げる効果の方が強いと思う。
異常性愛者オンパレードのとてもセクシーでエロティックだが、ドヌーブの端正な容姿と美しい映像・色彩と相まって厭らしさは全く無い。彼女の最も美しい時の作品でしょう。
純愛と性欲が分離した人間がアブノーマルな
行動や感覚で満足を得る心理情況が巧みに表現されており、特に終幕直前のヒロインの満足そうなショットは優れている。
作品自体にR指定は無いが、内容的にはR18、いやR30ぐらいの内容だと言っても過言では無い。
この映画を未見の人は、色々な音(馬車の鈴・手首の鈴の音・棺桶や机の下の音・小箱から聞こえてくる音)に注目すると、趣が深くなるでしょう。
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