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		<title>『百本の釘』新着情報</title>
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		<description>『百本の釘』に関するニュース・懸賞情報・クチコミ情報を「映画生活」よりお届けします</description>
		<dc:date>2008-10-14T14:01:19+09:00</dc:date>
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		<title>[レビュー]本は何も語らない ★★★★☆</title>
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		見事に有終の美を飾ったオルミ。今まで以上に高い娯楽度ながらに重い問いかけを最後に残す。サタジットレイの遺作『見知らぬ人』を連想させる語り口で描かれるゲーテの”ファウスト”を思わせる普遍的な迷い。人生はこれで良かったのだろうか？沢山の本から教えを頂く時間よりも友人と一杯のコーヒーを飲む時間の方が実は大切だったのではないか。紙切れに積み上げられた人生。そこからの脱却を試みる大学教授の物語。ある朝、キャンバスの管理人が資料室の扉を開くと恐るべき惨状を目撃。数多くの名著が夥しい数の釘によって床に打ち付けられていた。神の言葉が汚されたと憤慨する校長。テロリズムの疑いありと調査に乗り出す警察。忽然と姿を消した世界的に知られる名誉教授。こうして物語はハイテンポのサスペンスタッチで滑り出す。

川辺の小屋に暮らし始める教授。彼と助け合う近所の老人たち。やがて訪れる不法居住者への強制退去。静かな物腰で交渉に参加し彼らを救おうとする教授の姿はまるでメシア。ありふれたはずの些細な出来事がまるで神話の如く普遍的な人生観を問いかける。隣人と仄かな想いを通わせながら緩やかに流れる時間。そんなごく当たり前のような幸福すらも人は放棄してしまったのではないか。大して意味のない文章が焦燥感を煽り忙しく駆けずり回る事でしか安心感を得られない。意味のない物ばかりが増えてゆく。裕福だが無感覚。社会的な地位や名誉があっても、そんな生活が幸せなのだろうか？離脱するならばケータイも財布も車も捨ててしまおう。そうやって人間らしい幸福を求めた教授はただの世捨て人にも救世主にも見えます。我々にとって本当の幸福とは何なのだろうか？この根源的な問いが胸に迫るこの傑作はオルミの経歴の最後を飾るに相応しい。

朝日ホールにてイタリア映画祭2008
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		<dc:subject>レビュー</dc:subject>
		<dc:date>2008-05-14</dc:date>
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