天国の青い蝶 (2004)
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余命わずかな少年の夢は、神秘の青い蝶と出会うこと−。おとぎ話のような実話を映画化した、奇跡の感動作!
10歳の少年ピートは、自分が末期の脳腫瘍で余命いくばくもないことを知っていた。しかし彼には、中南米の熱帯雨林に行き、この世でもっとも美しい蝶“ブルーモルフォ”を捕まえる夢があった。その幻の蝶を捕まえれば、この世の神秘がわかると信じているからだ。ピートと母のテレサは、世界的に有名な昆虫学者・アランに協力を懇願する。最初は「車イスのピートにジャングルは無理」とつっぱねるアランだったが、2人の熱意にほだされ出発を決意する。
病に侵された少年の実話を映画化した、トゥルー・ファンタジー。少年が憧れるブルーモルフォは、まるでアルミ箔のように輝くメタリック・ブルーの羽を持つ大きな蝶。映画では現地民の伝説を巧みに織り込み、幻の蝶の神秘性をより印象的に演出している。はばたくたびにキラキラと光を反射しながら、ゆっくりジャングルを横切っていくシーンは幻想的だ。
自分の死期を悟りながらも、驚くほど穏やかな表情の少年をマーク・ドネイトが好演。またウィリアム・ハート扮する昆虫学者や、パスカル・ブシェールが演じた少年の母など不完全な大人たちが、懸命に夢を追う少年と過ごすうち、少しずつ変化していくさまが映画に深みを与えている。子供も大人も、涙なしでは見られない感動作だ。
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