銀河ヒッチハイク・ガイド (2005)
»ストーリー
USENより
ある晴れた日のこと。地球は一瞬にして爆破されてしまいました。カルトSF小説の完全映画化!!
もしも地球が消滅するとしたら? 巨大隕石が激突? 大地震が起きる? 宇宙人の来襲なら、地球存亡への駆け引きが行われる?? いや、ソレはもっとずっと簡単に済んでしまうのかも。広い宇宙から見れば、地球は町中の1件の家に過ぎないのかもしれないのだから。世界で1500万部の売り上げを誇るというカルトSF小説「銀河ヒッチハイク・ガイド」を映画化した本作では、冒頭で地球がキレイに爆破され、消滅する。理由は、こうだ。“銀河系を通るバイパスの建設に邪魔だから”。そして、現れたハイウェイ建設を担当するヴォゴン人による船団によって、地球は一瞬にして無くなってしまうのだ!
物語の主人公は平凡な英国人アーサー。親友フォードが実は異星人であり、宇宙最大のベストセラー“銀河ヒッチハイク・ガイド”の記者だったために、宇宙船のヒッチハイクに成功。地球爆破の危機から脱出する。しかしその船からも放り出されたふたりは、銀河系の大統領ゼイフォードが強奪した“黄金の心”号に拾われるのだった……。奇想天外という言葉がよく似合う。いつも憂鬱なロボット、2つ頭の大統領、官僚的なヴォゴン人etc.。インパクト大のキャラクターたちが展開していく、デタラメ寸前のストーリー。それが、圧倒的なスペース・ワールドの中で展開していくのがイイ。アーサーが知ることになる、地球誕生に秘められた真実とは果たして何なのか? どこまでもシュールな宇宙旅行を、ぜひどうぞ。
ユーザーより
DON'T PANIC
「とっくの昔に異議申し立てできたはずです。
計画書は一年間役所に掲示されていました」
アーサー・デントの家は工事のため破壊されようとしていた。バイパス建設のため作業員に立ち退きを迫られているのだ。
「掲示だと?地下室にあったくせにそんな!」
アーサーが作業員ともめているところへ友人のフォードがやってきた。アーサーは知らないが、実はフォードの出身地はイギリスではない。それどころか外国ですらなかった。遥か銀河の彼方ペテルギウス星の周辺の小さな惑星だった。いわば宇宙人。フォードは“銀河ヒッチハイク・ガイド”の現地調査員なのだ。
フォードはアーサーを制して、地球があと12分で終わると告げるのだった。
“銀河ヒッチハイク・ガイド”は小熊座にある出版社から出された本のなかでもっとも注目すべきベストセラーだろう。二つの重要な点で“銀河大百科事典”に取って代わる総合的な知識や知恵の宝庫とされている。
第一に値段がちょっと安い。
第二に表紙に大きく親しみやすい文字で“パニくるな”と印刷してあるからだ。
アーサーの家の上空に巨大な宇宙船の群れが出現した。
アーサーと作業員たちは事態が呑み込めず右往左往するばかり。いや、アーサー達ばかりではない。イギリス中の、いや世界中の人々が事態の推移を見守っていた。
やがて宇宙船団からアナウンスが流れた。
「地球の皆さん。
こちらは銀河系超空間開発審議会のジェルツ大尉です。たぶんご存知でしょう。
超空間高速ルート建設のため皆さんの地球も破壊されることになっています。
知らなかったと言われても無駄だ。計画書は50年間もケンタウルス座アルバ星の事務所に保管されていた。地方行政に関心を持たなかったのは諸君の勝手だ。同情の余地は無い」
かくして地球は一瞬にして消滅したのである。
まずはじめに宇宙が創造された。
これは多くの人を立腹させたロクでもない事として知られている。
イルカたちは地球が滅亡することを遥か昔から知っていた。何度も人類に警告してきたのだが、そのたびに餌ほしさに芸をしているものと勘違いされてきたのだ。とうとうイルカたちは諦めて地球を去ることにした。イルカたちからの最後のメッセージはこんな感じだった。
「さようなら。いままで魚をありがとう!」
アーサーとフォードは地球が破壊される直前にヴォゴン船団の宇宙船に乗り込んだ。
命拾いしたものの早急に別の宇宙船を見つけて乗り換えねばならない。ヴォゴン人はヒッチハイクを嫌うからである。“銀河ヒッチハイク・ガイド”によると、ヴォゴン人は邪悪ではないが気難しく官僚的で口うるさく冷酷な銀河でもっとも不快な種族の一つなのだ。
結局、密航がばれた二人は宇宙空間に放り出されてしまい・・・。
更新: 名画座の怪人 (2008-08-20 00:45)








