エリザベスタウン (2005)
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オーリー現代劇初主演。アメリカのハートランドを旅する珠玉の感動作
仕事一筋に情熱を燃やしてきた大手シューズ・メーカーの新進デザイナー、ドリューは、社運を賭けた新型スニーカーを発表するが、商品の返品が相次ぎ、プロジェクトは大失敗。会社を解雇されてしまう。夢に破れ、生きる気力を失ったドリューは、自らの人生を終わらせる覚悟を決めるが、命を絶とうとしたまさにその時、疎遠になっていた父の訃報が飛び込んでくる。失意の中、葬儀の準備のために父の故郷・エリザベスタウンへ向かったドリューだったが、そこで地元の人々とのふれあいや新しいロマンスを通して、少しずつ心の傷を癒していく。
“オーリー”の愛称で大ブレイク中のオーランド・ブルームが初めて現代劇に主演したヒューマン・ドラマ。仕事で取り返しのつかない失敗をした青年が、父親の葬儀で訪れた田舎町エリザベスタウンで再生の道を歩み出す姿を、雄大な南部の風土をバックに描く。主人公が旅先で出会うヒロインをキルスティン・ダンストがはつらつと好演。また母親役にはスーザン・サランドンが扮し、劇中もっとも感動的なワンシーンを演出するなど、オーリーのハンサムぶりに加えて女優陣の印象的な演技にも注目したい。監督は『ザ・エージェント』『あの頃ペニー・レインと』などでアメリカの心を描き続けているキャメロン・クロウ。センチメンタルながらも力強い人間讃歌を編み上げる手腕はすでに名匠の域で、ロック評論家出身のクロウ監督ならではの選曲による音楽もドラマを心地よく盛り上げている。
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