スターリングラード (2000)
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ナチス・ドイツを追い詰めた伝説のスナイパー、その活躍の陰にある愛と苦悩を描く戦争大作
25歳のヴァシリ(ジュード・ロウ)は抜群の腕を持つロシアの名スナイパー。彼の活躍は祖国を熱狂させ、敵国ドイツを追い詰めていく。女兵士ターニャ(レイチェル・ワイズ)と恋に落ちた彼は、英雄である前に一人の男として生きることを望んでいた。そんな彼の命を虎視眈々とねらう男がいた。その男、ドイツの名狙撃手ケーニッヒ少佐(エド・ハリス)に仲間を次々と殺されたヴァシリは、ついに彼との対決のときを迎える。
第二次大戦中、泥沼化したドイツとソ連のスターリングラード戦を背景に、伝説のスナイパー、ヴァシリ・ザイツェフの波乱の運命を描く戦争叙事詩。『セブン・イヤーズ・イン・チベット』のジャン・ジャック・アノーが悲惨な戦場をリアルに描く一方で、戦火に飲み込まれていく人々の悲劇を克明に描き出す。英雄に祭り上げられていく若きスナイパーの悲哀を、ジュード・ロウが抑制の効いた演技で熱演する。
ヴァシリをねらうドイツ人狙撃手に扮するエド・ハリスの圧倒的な存在感がドラマをぐっと引き締めている。罠を張り巡らす戦略家の彼とヴァシリの対決シーンは、息詰まるほどの緊張感。レイチェル・ワイズ演じるヴァシリの恋人がたどる悲劇も、戦争の狂気を描くドラマをさらに痛切なものにしている。
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