うつせみ (2004)
»ストーリー
USENより
言葉をこえて通じ合う、孤独な男女のラヴ・ストーリー
寡黙な青年テソクは、バイクを走らせながら留守宅を探している。人気のない家に侵入してまず留守電をチェック、そして歯を磨き、シャワーを浴び、冷蔵庫にあるもので料理をし、テレビを見て、洗濯までする。あたかもその家の主であるかのように、寛いだ束の間を過ごすことが彼の日常なのだ。ある日テソクは、とある豪邸に忍び込む。留守と思っていたその家には、独占欲の強い夫に暴力を受けた孤独な人妻ソナが息をひそめていた。ソナはテソクに気付かれないように彼の行動を観察する……。
韓国国内のみならず、今や世界中が注目するキム・ギドク監督。2004年にはベルリン国際映画祭『サマリア』とヴェネチア国際映画祭『うつせみ』と、立て続けに最優秀監督賞を獲得という偉業を成し遂げた。ギドク映画の登場人物はいつも寡黙だが、本作の主人公ふたりもほとんど言葉を発しない(テソクは最後までついに一言も発しなかった)。つまり、主人公たちに語らせないことで、言葉にならない「愛」を描こうとしているのだろうか。物語は後半、寓話的な展開を見せるが、鑑賞前の予備知識として、キム・ギドクは敬虔なクリスチャンであることを知っておいたほうがいいかもしれない。
ユーザーより
私たちは永遠に、よりそう。
他人の家に侵入しては、まるでその家の住人のように時を過ごす癖を持つ青年テソク。ある日忍び込んだ家は留守宅ではなく、美しい人妻ソナがいた。

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