ダウンタウン81
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無名時代のバスキアが主演した幻の作品。1980年代のニューヨーク・カルチャーが鮮やかに甦る
退院したばかりの青年ジャン(ジャン=ミシェル・バスキア)が、帰宅途中にオープンカーに乗ったモデル、ベアトリスと出会う。二人はたちまち惹かれ合い、ベアトリスは一生ジャンの面倒を見ると言った。家賃滞納でアパートを追い出された彼は、ダウンタウンをさまよい、スプレー缶片手に壁に絵を描き、クラブやスタジオに立ち寄る。やがて金に困りベアトリスを探して夜を明かしたジャンに奇跡が起こる。
アンディ・ウォーホルと親交を深め、1980年代のニューヨーク・アート・シーンで活躍したカルト的アーティスト、バスキアが19歳のときに主演した作品。ニューヨークをさまよう若きアーティストが体験する不思議な出来事を、当時の音楽シーンとともに描き出す。撮影終了後さまざまなトラブルで作業が難航し、2000年カンヌ国際映画祭でおよそ20年の時を経て、陽の目を見ることとなった。
名声を得る前のバスキアがストリートを駆け抜け壁をデコレートしていく。無邪気な彼の素顔が見られる貴重な映像はファンならずとも必見。登場する実在のミュージシャンたちのライヴ・パフォーマンスやインタビュー映像なども満載で、当時のエネルッギッシュな雰囲気をリアルに伝えている。
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