青いうた〜のど自慢 青春編 (2005)
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中学を卒業した4人の若者がそれぞれの道を歩き出す姿を描いた、ヒット作「のど自慢」のもう1つの物語
山と海を望む青森県のむつ市。問題を起こして留年している達也は、卒業が一緒になった弟の良太に頼まれ、友人の俊介と恵梨香を誘って卒業式のパーティーで歌の出し物をすることに。卒業後、達也は工場、良太は中華料理店、恵梨香は美容学校、俊介は東京の高校へ進学と、それぞれの生活を歩み始めた。達也は恵梨香とつきあい出すが、金儲けを夢見て東京へと向かう。離ればなれになった4人だが、1年後、むつ市でのど自慢が開催されることを知った良太は、もう一度4人で歌うことを願い、大会に申込む。
井筒和幸監督のヒット作『のど自慢』のもう1つの物語は、東京から遠い地方に住む、中学を卒業したばかりの4人の若者たちが主人公だ。若すぎて、そしてひたむきすぎて、世の中をうまく渡ることができない年ごろ。遠く離れて絆が途切れかけている時、もう一度「あの時」の気持ちを確かめあいたいと頑張る彼らの姿は、いつの時代にも通用する物語だ。主演の4人のうちの3人はドラマ「3年B組金八先生Part7」(TBS)で注目を集めたメンバーで映画には馴染みが薄いが、その分、フレッシュな感じが良く出ている。その脇をベテランの俳優達がきっちりと支えているが、とくに久々の映画出演となる斉藤由貴の「お母さん役」がなかなか合っていていい。最後に歌う「木綿のハンカチーフ」もピッタリだ。
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