誘拐犯 (2000)
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アカデミー俳優ベニチオ・デル・トロ&『ユージュアル・サスペクツ』の脚本家が仕掛けた罠とは?
その日暮らしのロングポー(ベニチオ・デル・トロ)とパーカー(ライアン・フィリップ)は、大富豪のチダック夫婦の子供を身ごもった代理母ロビン(ジュリエット・ルイス)を誘拐、彼等はチダック夫婦が裏社会の顔役だということを知らず、1500万ドルの身代金を要求するが、逆に命を狙われてしまう?!
『ユージュアル・サスペクツ』でアカデミー脚本賞を受賞したクリストファー・マックァリーが、自ら書き上げた脚本で初の監督に挑戦。主演に『トラフィック』で本年度アカデミー賞助演男優賞を受賞したベニチオ・デル・トロを迎え、相棒には『54』の若手美青年俳優ライアン・フィリップ、そして代理母には『ナチュラル・ボーン・キラーズ』のジュリエット・ルイス、さらに『ゴッドファーザー』ジャームズ・カーンが裏社会で生きるジョーを演じるという、個性派の顔合わせとなった。
2人のアウトローがお金に困り、たまたま誘拐した女性の後ろには裏組織があったという災難を描いたクライム・サスペンス。2人は暴力的ではなく、そして気性が激しいわけでもない。ではいったいなんでお金目当てとはいえ、そんな危険を犯すの?そこのところが致命傷となった本作。主人公の2人のキャラクターをしっかり描かずに、様々な登場人物を出してしまったことで、ストーリーの核がハッキリ出来なかったのが残念。登場人物それぞれが秘密を抱えていて、どれが嘘でどれが真実か?果たしてこの人を信じていいのか?というストーリーラインはいいのだが、全てはせっかくいい俳優を起用したのにもかかわらず、キャラクターに魅力を感じられなかったのが原因。ベニチオ・デル・トロだったらもっとキレキャラを演じられたし、そのほうが個性が光ったのでは?ライアン・フィリップならヘマばかり起こす憎めないダメ男で母性本能をくすぐれたハズ?
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