冷静と情熱のあいだ (2001)
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心から人を愛するありのままの姿を綴ったベストセラー小説が、いよいよ映画となって登場!
フィレンツェで絵画の修復を勉強する順正(竹野内豊)は、愛し合いながらも別れてしまった昔の恋人あおい(ケリー・チャン)のことが忘れられずにいた。偶然にも、あおいがミラノに住んでいる事を知った順正は、戸惑いながらも彼女に会いに行く。そこには、やさしくて金持ちの青年実業家と暮らすあおいの姿があった。傷ついた心に追い討ちをかけるように、修復中の作品が何者かに切り裂かれ、追われるように日本へ帰国した順正の胸に、あおいとの10年前に結んだ他愛ない約束が響くのだった。
フィレンツェが舞台、というだけでも充分ロマンチックなのに、10年越しの恋心、ドゥオモでの約束、そして互いを想う変わらぬ愛情、とくれば恋人たちのハートを?むには実によくできたシチュエーションでしょう!冒頭からオレンジ色の屋根に染まったイタリアの美しい町並みを見下ろすシーン。狭い路地に走る自転車の音。そしてケリー・チャンの、何かをあきらめたような物憂げな表情。そのひとつひとつが愛の物語に色を添える。
10年の時を経て温まりすぎた想いは、遮るものがなくなった時でさえ2人を臆病にさせ、戸惑わせる。そんなナルシズムの形が、冷静と情熱のあいだには存在するのかもしれない。そしてそれは、恋愛には必ず付いてくるものなんでしょうね。
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