ベルナのしっぽ (2005)
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犬のベルナが、わたしの目になり、希望になった。
病気で視力を失ったしずくは、緊張した表情で「アイメイト」との出会いを待っていた。新しい夢を手に入れるため、犬嫌いを克服し、盲導犬をパートナーにする決心をしたのだ。しかし、ラブラドールレトリバーのベルナを前にすると、しずくの決意はゆらぎそうになった。そんなしずくに指導員は、「ベルナの口に手を入れてみてください」と。恐る恐る手を入れると、ベルナは噛むどころか、手に歯を当てることさえしない。ベルナはプロ意識の強い優秀な盲導犬だったのだ。こうして、しずくとベルナの生活が始まった。
郡司ななえ原作の同名のベストセラーの映画化。24歳で病気により視力を失った著者の実話に基づいた物語である。主人公のしずくは、まだ盲導犬が社会にあまり認知されていない時代に、ベルナをパートナーにして人生を切り開いた女性。「犬を連れての入店はお断りします」と言う世間と闘いながら、盲導犬への理解を広めていったのである。物語は読めてしまうのだが、これが盲目の女性の実話であることに感動する。主演は、白石美帆、田辺誠一、市毛良枝他。『スウィングガールズ』、『電車男』など、これまでも映画経験のある白石美帆の初主演作である。監督は、『ウォーターボーイズ』など多くのヒット作で助監督を務め、本作が監督デビューの山口晃二。
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