幸福な食卓 (2006)
»ストーリー
USENより
家族、初恋。いろんなことの中で見つけた幸福
3年前、父が自殺未遂をしてから家族は変わった。母は家を出て、成績優秀だった兄は大学進学を拒否し、農業に従事していた。新学期が始まり、佐和子は転校生、大浦と親しくなる。志望校を目指すため、佐和子と友達になりたいと言う大浦。変わり者だが明るく男らしい大浦に影響を受け、佐和子も夏休みに予備校に通う。父は仕事を辞めて、大学に行くと言い出す。それぞれの道を歩き始め、家族は少しずつ形を変えていく。
瀬尾まいこ原作の同名の小説の映画化。サラリーマンのやり直し人生、女性の自立、若者の社会参加の放棄など、様々な問題を抱えた家庭生活(=食卓)を背景に、主人公・佐和子の心の成長を描く。携帯電話さえ持っていない、実直で地に足のついた佐和子の娘として、少女として、背伸びしない姿がほほえましい。また、大浦君とのラブ・ストーリーもいい。“高校生らしい交際”を、ここまで素敵に描いた小松隆志監督の手腕に脱帽する。主演は、ドラマ「14才の母」で話題の北乃きい。食事したり、たあいもないことで笑ったり、という、何気ない演技が難しかったとか。大浦役を演じたのが、『亡国のイージス』などでめきめき頭角を現している勝地涼。
ユーザーより
大丈夫。 気づかないうちに、守られてるから。
「父さんは、今日で父さんを辞めようと思う」―――。始業式の朝、家族の食卓で、突然「父さん」が口にした意外な一言。佐和子の中学校生活最後の1年は、こうして始まります。中原家は、教師の「父さん」、専業主婦の「母さん」、兄の「直ちゃん」、佐和子の4人家族。これといって深刻な問題はないけれど、お互いが何か“言いたいこと”を抱えたときは、必ず四人が顔を揃える毎朝の食卓の場で伝え合う……そんなささやかなルールを大切にしてきた家族でした。だが3年前のある日、突然訪れた「父さん」の心の崩壊。その日から、佐和子の家族の歯車が少しづつ狂い始めたのです。優秀だった「直ちゃん」は大学進学を辞めて農業をやり、「母さん」は家を出て一人暮らしを始めます。それでも「父さん」と「母さん」は日々連絡を取り合っているし、毎朝の食卓は健在。そんな危ういながらも淡々と続く家族の日常に、新たな波紋を投げかけた「父さん」の一言。いったい、どうなってしまうんだろう?
更新: Jun-Yuki (2007-08-30 11:11)






