ルワンダの涙 (2005)
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体験を基にルワンダ虐殺事件を描いた、真実の物語
ルワンダの首都・キガリ。イギリス人のジョーは、クリストファー神父の運営する技術学校で英語教師として働いていた。ツチ族の少女マリーをはじめ、生徒たちと触れ合いながら日々を送るジョー。しかし彼はBBCのレイチェルから、フツ族がツチ族を虐殺している事を耳にする。そしてある夜、事態は急変。フツ族の大統領機墜落を機に、フツ族がツチ族の大量虐殺を始めたのだ。怯えるツチ族の人々は学校へ避難してくるが…。
94年にアフリカのルワンダ共和国で起こった、フツ族によるツチ族大量虐殺事件。人類史上に残るこの最悪の事件を、現地に赴任した白人の視点から描いたのが『ルワンダの涙』だ。当時BBCの取材でルワンダを訪れていたデヴィッド・ベルトンの体験を基に物語は構成されており、ゆえに事件の凄惨さは生々しいものとして伝わってくる。特に日常から少しずつ狂気へと変わっていくフツ族の姿からは、身がすくむ程の恐怖を感じられるだろう。しかしこの作品はそうした事件の悲惨さを映すだけではない。ジョーやクリストファー神父を通して、極限状態で何を選択すべきなのか、そしてその選択には何が必要なのかを力強く描く人間ドラマでもあるのだ。
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