恋愛睡眠のすすめ (2005)
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夢の中ならロマンスはいつだって僕の味方
心機一転、新しいスタートを切ろうとメキシコから母親を頼ってパリにやって来たステファン。ところが、紹介された仕事は望んでいたイラストレーターではなく、退屈なカレンダーの製版係だったのでがっかり。そんな矢先、アパートの隣りに素敵な女の子ステファニーが越してきて俄然恋愛モードに。が、シャイな性格ゆえ夢の中でしか思い通りに行動できず、虚しく空回りするばかり。いつしか夢と現実の区別もつかなくなって…。
チャーリー・カウフマン、ピエール・ビズミュートと共に見事アカデミー賞オリジナル脚本賞に輝いた『エターナル・サンシャイン』で記憶の消去という暴挙に至る恋心の不条理を描き、絶大な支持を集めたミシェル・ゴンドリーが初めて単独で書き下ろした本作。100%プライベートな映画というだけあって、彼の想像力と創造力が遺憾なく発揮されている。「1秒タイムマシン」や「災害論カレンダー」などの奇抜な発想に笑い、アニメの技を駆使した段ボールの街やTVスタジオに心躍ること請け合いだ。ガエル・ガルシア・ベルナルが好演する恋に脅え夢と妄想に逃げ込む弱虫キャラは、その手作り精神も含め、もちろん監督自身の分身だ。
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