不完全なふたり (2005)
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別れを前にした夫婦の数日間を、オール・パリロケで描く大人のラブ・ストーリー
マリーとニコラは結婚して15年になる夫婦だ。彼らは友人の結婚式に出席するために、リスボンからパリへやってきた。その夜、食事の席で、ニコラは友人に自分たちが別れるつもりだと告げる。周りからは「理想のカップル」に見えた二人だが、その仲はいつの間にか冷え切っていた。結婚式のパーティの後、二人は喧嘩をしてしまい、ニコラは夜の街へ飛び出す。このまま二人は本当に別れてしまうのだろうか…。
友人たちには「理想のカップル」に見える二人だが、その内面は当人たちにしか分からない。かつて愛し、長い間共に過ごした日々があるからこそ、お互いを傷つけてしまう愛の末期。その繊細な心の動きを、国内外で高い評価を得ている日本人監督・諏訪敦彦は、冷静に、そして誠実な目線で描いている。主人公の二人を演じるのは、『ネネットとボニ』のヴァレリア・ブルーニ=テデスキと『ソン・フレール−兄との約束』のブリュノ・トデスキーニ。二人は実際にも演劇学校時代からの古い知り合いで、息の合った演技を見せている。長い付き合いだが、時折すれ違いを感じてしまうという恋人たちにおすすめの作品。
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