ファウンテン 永遠につづく愛 (2006)
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イマジネーション溢れる美術は一見の価値あり! 1人の男が愛する人を救うため、永遠の愛と命を求める異色作
医師のトミーは最愛の妻イジーを死の病から救うため、新薬の開発に没頭していた。運命を受け入れたイジーは、残された時間を少しでも夫と過ごしたいと願うが、薬の完成を焦るトミーは彼女を遠ざけてしまう。そんな中、イジーは「私の死後、あなたが完成させて」と書きかけの本をトミーに託す。それはトミーの前世とおぼしき中世スペインの騎士が、愛する王女のために、永遠の命を授けるという<ファウンテン(生命の泉)>を探す物語だった…。
まったく舞台と設定の異なるヒュー・ジャックマンとレイチェル・ワイズの3つのラブストーリーが、並行して語られていく異色作。とはいえ中心にあるのは、愛する人の死が目前に迫り、途方にくれる現代のトミーのストーリー。イジーが綴った中世スペインの物語と、<生命の泉>が育んだ<生命の木>の前に取り残された男の物語は、あくまでトミーの内面を体現する存在なのだ。…と、ここまで読んで「なにやら小難しい映画だなあ」と思われた方、ご心配なく。白と金色を基調とした美術が、とにかく秀麗。心地よく別世界へと誘う、素晴らしいビジュアルにゆったりと身を任せるのが正しい観賞方法だ。ちなみにレイチェルと監督は、本作での出会いをきっかけに結婚している。
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