ゴッドファーザー (1972)
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言わずと知れたコッポラのマスターピースを、ビッグ・スクリーンで堪能せよ!
1947年、NYを牛耳るマフィアのドン、ビト・コルレオーネ(マーロン・ブランド)の屋敷に、彼に忠誠を誓い、硬い絆で結ばれた“ファミリー”が、血族と共に顔を揃え、末娘コニー(タリア・シャイア)の結婚式が盛大に催される。その頃、麻薬ビジネスの拡充を目論むタッタリア・ファミリーは、政界に強力なコネを持つコルレオーネ・ファミリーを利用し、あわよくば、出し抜こうと暗躍していた。そんな矢先、ビトが襲撃されて重傷を負い、父を危機一髪の状況から救い出した三男マイケル(アル・パチーノ)が、後継者として頭角を現す。
マリオ・プーゾのベストセラー小説の映画化を、イタリア系という理由で、ほとんど無名の存在だったコッポラ起用に踏み切ったパラマウントの当時の副社長ロバート・エヴァンスの英断が功を奏し、単なるギャングの抗争劇ではなく、“絆”を尊ぶが故に、裏切りと報復を繰り返さざるを得ない悲哀が緻密に描かれている。今では名優の名を欲しいままにしているアル・パチーノやロバート・デュバルも当時は駆け出しの新人。
そんな彼らがまさしくモンスターよろしく“ゴッドファーザー”を演じて見せたマーロン・ブランドと堂々と渡り合っている。とりわけ、父の生き方に懐疑的だったはずが、結局は、その父よりも冷徹なドンに変貌してゆくマイケルを演じたパチーノの美しさと残虐性が際立つ。今回、デジタル処理サウンドのリニューアル版が、初の劇場公開となる。
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